【問題】
パーティの招待状に「平服」と書いてある場合、自分らしいカジュアルな服装でも良い?
「平服」とは日常の衣服という意味ですが、パーティの招待状に「平服で」と書いてあっても、それは振袖やロングドレスの正装は必要ないという意味であって、カジュアルな装いということではありません。
最近は何でもカジュアル化が進んでいるので、カジュアルと非カジュアルの境界線が曖昧になりがちですが、基本的なエチケットは大切にしたいですね。
ここで一度おさらいをしておきましょう。ホテルや式場での格式高いパーティでは、皮革素材は基本的に避けます。全面に革を使ったバッグやブーツはNGです。衣服はなるべくサテン生地のものにしましょう。靴は素足にミュールではなく、指先を見せないパンプスが正式です。アクセサリーは昼間ならパールやシルバーなど、夜ならジュエリーを。
エレガントな夜の集いには全体的にレザーを避け、シルクやサテンなどの光る素材にします。色は黒や紺、グレーなどはもちろんエレガントですが、差し色を使って個性を演出すると良いです。ヴィヴィッドな色をメインに使うときは大胆かつ色数を抑えます。スカートの丈はミニではなく膝下にするだけで、落ち着いたレディらしい装いになります。
会場の雰囲気や集いの目的などから、どの程度の格式が求めらるかがわかります。
【答え】×
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写真/PIXTA 文/清水彰子(SEI BY AKIKO代表)