【問題】
フィッシュスプーンはどんな役割がありますか?
(1)ソースを口に運ぶ
(2)ソースを食べ物に絡ませる
フィッシュスプーン(ソーススプーン)は肉や魚料理をソースと一緒に味わうためのスプーンです。テーブルスプーンより、縁が薄く底が平らで、片側に小さな凹みがあります。
大きさや形はデザートスプーンとほぼ同じで、皿を傾けずにソースをすくえるようにしたものです。小さな凹みはソースの余計な油分を流す役割があります。
このスプーンは比較的最近誕生したもので、1950年にフランスのレストラン「ラザール」で、シェフがお客様にソースを楽しんでもらうために考案されました。
フィッシュスプーンは主に魚料理に登場します。身が柔らかくくずれやすい魚は、このスプーンをナイフのように使って切ることができ、さらにこれをスプーンのように使って、ソースと一緒に魚を食べることができます。
左手のフォークで魚を押さえ、右手のフィッシュスプーンで左端から一口サイズに切ります。次に、皿の上のソースをスプーンで集め、魚にソースをかけ絡めて食べます。魚料理はフォークで刺して食べても構いませんが、基本的にはフィッシュスプーンに乗せてソースと一緒に食べます。
フィッシュスプーンで食べる場合は、右手のスプーンをナイフのように持つのではなくスープスプーンのように持っても構いません。
【答え】2
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文/清水彰子(
デザイン・ユー・ラボ代表)