【問題】
19世紀に日本から欧米に渡り大人気となったこの植物の名前は?
(1)フウチソウ
(2)アオキ
(3)ホスタ
この植物は、 18世紀には植物学者ケンペスによってヨーロッパに紹介され、19世紀にオランダ商館員だったシーボルトによってオランダに持ち帰ったことから広まりました。 大きく美しい葉は当時のヨーロッパで大人気となり、育種によってさまざまな品種が作出されました。
正解は3。「ホスタ」とは学名で、日本では「ギボウシ」の名で古くから親しまれているキジカクシ科の宿根草です。
現在ではその品種が日本に逆輸入され、庭づくりにおいて欠かせないリーフプランツとなっています。
フレッシュな緑色や輝くような黄金葉のほか、青みがかったシックな葉色など、アメリカのホスタ協会に登録されている品種は5400種以上にも及びます。
初夏〜夏にはすっと立ち上がった茎の先に繊細な花が咲く姿も楽しめます。
日本には古くから花ではなく、葉を愛でる文化があり、姿の美しい葉が豊富にあります。ホスタのほか、風になびく姿が美しいフウチソウや、美しい斑が入るアオキなどが、欧米でとても人気が高いリーフプランツとして知られています。
【正解】(3)
大人検定365とは?素敵な大人が知っておくべき常識、マナーをQ&A方式で毎日お伝えします!
ジャンルはパーティでの振る舞いから日常にある今更聞けない疑問まで。
日々の会話、コミュニケーションのヒントにもお役立てください!
#大人検定365 をもっと見る
今が見ごろのスポットは?
「花の名所」を見る
写真/横田秀樹 文/高梨さゆみ(フラワー&ガーデンエディター)