【問題】
フォーマル度の高いシーンで座る時、脚は組んでも良い?
美しい立ち居振る舞いは、エレガントな大人の女性像には必須の項目です。
どんなに美しく着飾っても、立ち居振る舞いだけは誤魔化しが効かない、その人の素が現れます。
立ち居振る舞いは、日常の積み重ねが差をつけます。日々の意識が、大事な場で人を惹きつけるか否かに及ぼします。
立ち姿や歩く姿も大事ですが、見落としがちなのが椅子に座った時の姿。気が緩んでしまい、姿勢がだらしなくなる人は珍しくありません。
座っても丹田に力を入れたまま、姿勢を保ちます。座る時の大きなポイントは、脚の処理です。
外国では、例えばイヴァンカ・トランプさんが座る時、美しくて長い脚を大きく組みます。
でも英国のロイヤルファミリーやフランスのレディは、脚を大胆に組むことはしません。そこは米国とヨーロッパの美意識の違いですね。
ヨーロッパを基準とすると、両脚を揃えたまま足元を少し前後にずらし、左右どちらか斜めに流すのがエレガントな座り方です。
日本人はどちらかというと、米国とヨーロッパのどちらが正しいとは言えませんが、ヨーロッパスタイルのほうがより気品あるように思います。
【答え】×
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写真/PIXTA 文/清水彰子(
デザイン・ユー・ラボ代表)