小皿程度の器にすし飯とたねを少量ずつあしらって、スプーンですくって食べる小どんぶり風の盛りつけは、近年すし店で増えているスタイル。すしを握るのは少しハードルが高いですが、小どんぶりなら真似できそうですよね。「銀座 鮨青木」でも提供されている本レシピは、蟹肉をシンプルな混ぜご飯にして小どんぶりに仕立てたもの。
お店では、どうまん蟹(ガザミの一種)をよく使いますが、どんな蟹肉でもOKとのこと。手軽に作れてしかも見栄えがよいので、すしパーティやおもてなしにぴったりのメニューです。ガリと大葉という薬味をきかせたバランスのいい味は、小どんぶりでは足りない!と思えるほど美味ですよ。いま出盛りの新しょうがを使ったガリ(しょうがの甘酢漬け)の作り方もあわせてご紹介します。『「銀座 鮨青木」主人の やさしく教えるすしのきほん』より。
【材料 4人分】
・
すし飯 120g
・蟹肉 60g
・ガリ 20g
・ごま油 小さじ1/2
・白炒りごま 大さじ1/2
・大葉(せん切り) 3枚
【作り方】
1:蟹肉をほぐしてすし飯に混ぜる。
2:ガリ、ごま油を加えて混ぜ、次に白ごまと大葉を混ぜる。
3:器に盛る。
おもてなしにも困らない、極上のすしをぜひご家庭で作ってみませんか? 銀座の人気すし店「鮨青木」主人が、巻きずし、ちらしずし、いなりずし、そしてにぎりずしまでご紹介します。作り方は”まるで動画みたい”。プロセス写真を細かく追って解説しているので、失敗することなくおいしく作れます。「小どんぶり風にアレンジしたすし」や「身近な魚介で作る酒肴」など、専門店らしいメニューも掲載。
青木利勝(著)
定価:本体1,600円+税