日本公演にのみ特別出演するミュージカル界のスター、ラミン・カリムルーとの共演も楽しみだ。――エマさんご自身は、エヴァをどう思っていますか?
「私はポジティブに捉えています。エヴァの悪い面も含めて色々調べて勉強したんですが、アルゼンチンの政界に積極的に参加した女性ですし、彼女がいなければアルゼンチンの女性は参政権を得られなかったように思うので。彼女は、がんの治療のために、アルゼンチンで初めて放射線治療を受けた人でもあるんですよ。労働者階級や貧しい人達に対する施策は支持を得ていますし、お金持ちから搾取して貧しい人に分け与えるロビン・フッドのような存在だったのかなと思っています」
――7月の日本公演には、“エヴァの良心”のような存在でもある狂言回し的な役割のチェ役で、世界的に活躍するラミン・カリムルーが特別出演します。
「本当に素晴らしい俳優だと思います。彼を初めて観た2010年のロンドンのウエストエンドの『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役も、その後観た『オペラ座の怪人』のファントム役もとても素敵でした。共通の友人が何人かいて会ったことはあるんですが、まだ共演経験はないですし、何よりも彼のファンなので、一緒に仕事ができることが本当に楽しみです」
――『エビータ』日本公演に寄せる期待感とメッセージをお願いします。
「私の“行ってみたいところリスト”にずっと入っていた日本についに行けること、しかもそこでパフォーマンスできることを、とても楽しみにしています。がっかりはさせないので、ぜひ『エビータ』を観に来てください。世界中から集まった才能溢れる役者たちによる、絶対に見逃せない象徴的で壮大でドラマティックなミュージカルです。東京での『エビータ』公演が、心から待ち遠しいです!」
エマ・キングストン/Emma Kingston
ミュージカル俳優
1991年、英国・ロンドン出身。マウントビュー・アカデミー・オブ・シアターアーツ卒業。ミュージカル俳優として主にロンドンで活躍し、これまでに『屋根の上のヴァイオリン弾き』(ホーデル役)、『21 Chump Street』(Naomi役)、『イン・ザ・ハイツ』(ヴァネッサ役)、『レ・ミゼラブル』(エポニーヌ役)、『プリシラ』(Diva1)、『グリース』(ミス・リンチ役/ジャン役)などに出演している。
ミュージカル『エビータ』7月4日~29日/東急シアターオーブ S席1万3500円 A席1万1000円 B席9000円 学生チケット6500円 お問い合わせ/Bunkamuraチケットセンター 電話03-3477-9999
作詞/ティム・ライス 作曲/アンドリュー・ロイド=ウェバー 演出/ハロルド・プリンス 出演/エマ・キングストン、ラミン・カリムルー、ロバート・フィンレイソン、アントン・レイティン、イザベラ・ジェーン、LJ・ニールソン、ダニエル・ビトン ほか。
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【応募方法】 サイン入りチェキの応募締め切りは2018年6月22日(金) 9時00分です。 下記応募フォームに、必要事項を入力してください。なお、ご応募は、お1人様1回限りとさせていただきます。 複数回のご応募は、無効とさせていただくことがございますのでご了承ください。 当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。編集部へのお問い合わせはご遠慮ください。 たくさんのご応募、お待ちしています!
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