【問題】
お見舞いでお花を差し上げる場合のNG例はどれですか?
(1)鉢植えを贈る
(2)香りの強い花を贈る
(3)切り花を贈る
(1)の鉢植えは「根付く」から「寝付く」を連想するので避けたほうがよいといわれています。また、(2)の香りの強い花は、病室内に香りが充満して周囲の方に迷惑をかけることも考えられるため避けましょう。
(3)の切り花は花器が必要となるので、お見舞いに差し上げても飾ることが難しい場合もあります。花器があるかどうかを事前に確認できない時は、アレンジメントの花を差し上げるほうがよいかと思います。
その他には、花首から落ちる椿などは縁起が悪いと言われます。また、シクラメンは「死」や「苦」を連想させるとも言われます。さらに、花の色を白のみでまとめてしまうと弔事のイメージにつながり、失礼な印象を与えることもあるので好ましくありません。
いずれにしても、お見舞いの花を禁止する病院もありますし、病室の番号がわかっていないと受け取っていただけないところもありますので、病院へお花を持参する、あるいはお送りする場合は、事前に病院に花を持ち込んでもよいかなどを確認しましょう。
【答え】1、2、3すべて
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写真/PIXTA 文/小笠原敬承斎(小笠原流礼法宗家)
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