先週はキエフ風カツレツをご紹介しましたが、今日は同工異曲のコロッケ(クロケット)版です。キエフ風カツレツはナイフを当てると、中から香草入りのバターがとろり。こちらはゴルゴンゾーラチーズがとろーりでございます。コロッケのような普段食べ慣れている料理も、本格派のチーズづかいで味も香りも高めれば、ワインにも相性よしのビストロ流の一品に。「スブリデオ レストラーレ」吉田健志シェフのレシピです。
「小ぶりのまんまるコロッケ。ゴルゴンゾーラはピカンテも用いられますが、ドルチェのほうが溶けやすく味のバランスもよいです。ソースなどは何もつけず、チーズの塩気でいただきます」(吉田シェフ)。ゴルゴンゾーラ入りクロケット 撮影:工藤雅夫
【材料 10個分】・じゃがいも(男爵) 500g・枝豆 30~35さや・玉ねぎ 1個・オリーブオイル 大さじ1・合挽き肉 200g・塩、黒こしょう 各適量・ナツメグパウダー 少々・生クリーム 大さじ3~4・ゴルゴンゾーラ・ドルチェ 200g・A [強力粉、溶き卵、パン粉 各適量] ・ひまわり油 適量ゴルゴンゾーラはイタリア・ロンバルディア州ゴルゴンゾーラ村原産で、いまではミラノ近くでも作られている。青カビタイプの中では刺激は少なくコクがあって食べやすく、料理にも使いやすい。マイルドなドルチェ(写真)と強めの味のピカンテがある。