断捨離が「2年」を目安にする理由
よく、目安として「2年着なかった服は処分したほうがいい」と言われますが、実はこの「2年」というのが肝。
迷い世代の女性は、2年前の自分と今の自分は、体型や肌の質感、髪質がまるで違っているという人が大半のはず。
更に気持ちや環境、選ぶ服のテイストも少しずつ変わっていくのが普通ですから、やはり「2年着なかった服は、今後も着ない」と考えるのが妥当だと思います。
2年着なかった服を残すなら「今の自分が再び着るのだろうか?」と一度立ち止まって考えてみて。
ほとんど着ていなくて新品同様でもったいないとか、高いお金を出して買ったブランド品で捨てるに忍びないと思うなら、買取業者に査定してもらうのもいいかもしれません。
迷い世代のおしゃれルール:
「高かったから」、「ブランド品だから」、という執着からいったん離れてモノと向き合ってみる。服の整理は、心の整理に直結する
必要でない服が出てくるということは、自分が一歩前進しているということの証し。
そうやって選んだ「要るもの」は、今の自分そのものといっても過言ではありません。
ワードローブを整理することは、心の整理に繋がるもの。世代に応じて服を変えていくことは、とても大事なことだと思います。
迷うからこそ思い切って整理することで、必ずや「いい気」が流れ込んできますから!
迷い世代のおしゃれルール:
「服の断捨離」で心を整えて!迷い世代の服選び…「最近何を着ても似合わない」と悩む“ファッション迷い世代”の女性に向けて、雑誌『家庭画報』で活躍するスタイリストのおおさわ千春さんが、誰でも実践できる服選びのルールとポイントをお届けします。
おおさわ千春/Chiharu Osawa
スタイリスト
雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。
イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子