いつもと違うサラダが食べたいとき、来客時のもてなしなどに重宝するのが、狐野扶実子さんの『まいにち、サラダ』。本日は気取りのない雰囲気が魅力の、南仏生まれのサラダをご紹介します。一般的にはツナ缶がよく使われていますが、このレシピでは鰹のなまり節を使いました。また、ニースでは、アーティチョークの薄切りや小粒のそら豆には火を通さず、生のまま具にするのが伝統的なのだそうが、ここではさっと炒めています。
オイルでなく塩漬けになっているアンチョビなど、塩気が強すぎる場合は、冷水で軽く洗い流してから水気を拭き取って盛りつけましょう。豆と魚でなかなかボリュームのある一品ができ上がりますよ。
【材料 1人分】
・鰹のなまり節 60g
・薄口醬油 小さじ1/4
・エキストラバージンオリーブオイル 小さじ2
・レモンの皮のすりおろし 小さじ1
・黒こしょう(粒) 少々
・そら豆(さやつき) 200g
・塩 少々
・トマト(中) 1/3個
・サラダの葉(グリーンカール、ミックスリーフなど) 約45g
・シェリービネガードレッシング 大さじ1
・セロリの薄切り 5 g
・パプリカの薄切り 20g
・紫玉ねぎの薄切り(冷水にさらしてから水をきったもの)15g
・オリーブ(あればニース産) 大さじ1
・アンチョビ 3~4フィレ
■シェリービネガードレッシング(作りやすい分量)
・シェリービネガー 大さじ2 弱
・塩 小さじ2/3
・サラダオイル、エキストラバージンオリーブオイル 各60g