Tips4
夏のおもてなしは冷たいスープからスタート
多美保さんが、夏のおもてなしシーンによく作るというのが、アボカドの冷製スープ。
「このスープは
母の得意料理の一つでした。夏には冷蔵庫で冷やして、寒い季節には温かな状態でお出しします。
前もって作っておけるスープは、ゲストが到着してから慌てずにすむので、おすすめです。
ハンドブレンダーを使えば鍋一つで作れる手軽なレシピなので、作りやすいですよ」
ガラス器と冷たいスープは、目にも涼やかで好相性の組み合わせ。アペリティフを飲み終わった頃に、セッティングしたボウルに注ぎ入れ、清涼感を感じさせる一品から食事を始めます。
「ガラス器を使う場合、できれば金属製のカトラリーは避けて。
水牛の角や木製など、あたりの柔らかな素材のカトラリーだと、カチャカチャと器に当たる音がしないので、ゲストに余計な気を使わせずにすみます」
使う器の素材によって、カトラリーを選ぶのも心遣いの一つです。
■アボカドのポタージュ【材料】
ポアロー(リーキ) 80g(薄切りにする)
じゃがいも 小3個(薄切りにして水にさらしておく)
セロリ 1/2本(薄切りにする)
スープストック 8カップ
パセリの茎 適量
ローリエ 1枚
アボカド 200g(皮をむいて種を取り切っておく)
生クリーム 100cc
【作り方】(1) 鍋を火にかけバター(材料外)を入れ、薄切りにしたポアローとじゃがいも、セロリを炒める。
(2) (1)にスープとパセリの茎とローリエを加えて30分煮込み、粗熱を取る。
(3) (2)とアボカドをハンドブレンダーやミキサーで、なめらかになるまで混ぜ合わせる。
(4)味をみながら、塩適量(材料外)を加えて味をととのえ、生クリームを加える。
(5)夏は冷蔵庫で冷やす。