【問題】
基本的に、食事に招かれた時にはお礼の品を持参する、またはお送りするほうがよいですか？
あくまでも基本的な考え方ですが、あきらかに相手の方に食事をご馳走になることが予測できる場合には、感謝のしるしとしてお礼の品を持参する、またはお送りすることが望ましいでしょう。
当たり前のことと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、昨今、このようなこころ遣いが希薄になっているように感じてならないのです。
当日ではなく、後日お礼の品を送るほうがよい状況とは、ご自身以外にも招かれている方々がお礼の品を持参しないことが考えられる時。お礼の品を渡すことで、相手の方の荷物が増えて負担になる可能性がある時などです。
自己満足で終わらないためにも、このような状況下では、あえて当日は持参しないという選択肢もあります。また、他に招かれている方々と事前に相談ができる場合には、ひとつのお礼の品を全員からのお礼の品として差し上げることもよいでしょう。
【答え】○
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写真／PIXTA 文／小笠原敬承斎（小笠原流礼法宗家）
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