【問題】食事を出されたら、温かいうちに食べるのが良いので、主催者を待たずに食べても良い?
カジュアルでもフォーマルでも、食事の場には基本的な暗黙のルールが幾つかあります。それはカトラリーやナプキンの使い方だけでなく、あなたの行動全体にも及びます。自然に美しく振る舞うためにも、模範的な行動パターンを知っておきましょう。
レストランで自分の前に料理が運ばれても、温かいうちに食べたいからといって、先に食べてはいけません。全員に行き渡ったのかを確認してから食べ始めます。
食事は全員で一緒に楽しむという考え方が前提ですから、ルールというより「考え方」として学んでおきましょう。そうすればどんな場合でも上手に対応することができます。
日本では、フォーマル度の低い日常的なランチなどでは、周りの人が気を使って「熱いうちにどうぞ」と言ってくれます。その場合は状況を考えて、先に食べても良いかもしれません「お先に」と必ず一言据えて。
ビジネスランチや少しでもフォーマル度を感じる場合、またはあまり親しくないお相手との食事は、全員の料理が揃って主催者が食べ始めたら、自分も食べ始めます。食事中も、周りにペースを合わせて食べ進めます。
このような食事の作法は、日頃の習慣の積み重ねですから、普段から食事のマナーを意識するようにしましょう。
【答え】全員の料理が揃って主催者が食べ始めたら、自分も食べ始める
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写真/PIXTA 文/清水彰子(
デザイン・ユー・ラボ代表)