【問題】
フォークやナイフは安定させるために、手のひら全体で握る?
フォークの持ち方は2通りあります。一つは鉛筆を持つのと同じように、右手の指でフォークの歯から少し離れた柄の部分を持ちます。もう一つは、食べ物を刺す時で、左の人さし指で指差すように持ちます。この時も指はフォークの柄の部分に置きます。
この2通り以外の持ち方はしません。ナイフは常に右手で持ち、ナイフの刀身と柄の境にあるリングの上に指を置きます。これがフォークとナイフの正しい持ち方です。変に指を広げたり、手のひら全体で握るのは下品な印象になってしまいますので避けましょう。
ちなみにおさらいですが、食べ終わってないとき、フォークとナイフはクロスさせて置きます。食べ終わったらナイフとフォークはきちんと揃えて、フォークは下向きに伏せ、ナイフは刃を内側にして置きます。
ナイフとフォークは箸の持ち方同様に、できていない大人が実に多いように感じます。日頃の食事からきちんと習慣づけましょう。美しいカトラリーの使い方は、テーブルマナーの基本中の基本ですから、なるべく幼少期から身につけたいものです。
【答え】×
大人検定365とは?素敵な大人が知っておくべき常識、マナーをQ&A方式で毎日お伝えします!
ジャンルはパーティでの振る舞いから日常にある今更聞けない疑問まで。
日々の会話、コミュニケーションのヒントにもお役立てください!
#大人検定365 をもっと見る
#マナー をもっと見る
写真/PIXTA 文/清水彰子(
デザイン・ユー・ラボ代表)