開花を待つ蕾から、今を盛りと咲き誇る大輪の花まで、彩りも表現もさまざま。まさに百花繚乱の「シャネル」の春夏 オートクチュール コレクション。
それをまとった女優・宮沢りえさんは、花のドレスと共鳴するかのように、華やぎを表情に宿し、女性の多面的な魅力を、豊かに表現してくれました。
ドレス/シャネル オートクチュール 可憐な花々と透ける黒でドラマティックにカラフルなシルクフラワーとラインストーンが一面に敷き詰められたトップスと、くるぶし丈のチュールのプリーツスカートを組み合わせたドレス。
トップスはアトリエの職人が460時間かけて仕上げたもの。胸もとは曲線を描くようにカットされ、女性の優美なボディラインに沿ってウエスト部分からふんわりと広がります。
「世界に一着のオートクチュールを着る機会はめったにないので、華やかな気持ちになりますね」(宮沢さん)。
ドレス 靴/ともにシャネル オートクチュール そよ風に揺れるポピーの花園をまとってシルクチュールの細かいプリーツによるラッフルがふわっと揺れるドレスは、花の香りさえかすかに立ち上るかのよう。柔らかなフェミニティが見事に表現された一着です。
ドレスから透ける足もとは黒のラムスキンブーツというスタイルが、シャネルのモダンさと時代のムードを伝えて。