ファンタジー・オン・アイスの出演者は今回も豪華。帝王プルシェンコさん、今や人気振り付け師でもあるジェフリー・バトルさん、氷上の女神カロリーナ・コストナー選手の顔も見える。写真/西村尚己/アフロスポーツ 座長を務めるファンタジー・オン・アイス。
ただいま絶賛公演中!
そして、5月〜7月初めまでは羽生選手が座長を務めるファンタジー・オン・アイス(FaoI)2018の全4か所公演に出演中。
オリンピックや世界選手権で活躍してきたスケーターとアーティストたちの豪華なコラボが魅力のFaoIですが、今回もまた垂涎の出演者が揃っています。
会場により、出演者の変更は若干ありますが、現役選手だけ見ても、羽生選手にハビエル・フェルナンデス選手、ミーシャ・ジー選手、エフゲニア・メドベージェワ選手、カロリーナ・コストナー選手、宮原知子選手、テッサ・バーチュ&スコット・モイヤー組、アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ組といった、平昌五輪での胸熱の試合を思い起こさせる豪華な顔触れ!
ここにさらに、エフゲニー・プルシェンコさん、ステファン・ランビエールさん、ジェフリー・バトルさん、ジョニー・ウィアさん、織田信成さん、鈴木明子さんほかレジェンドスケーターが加わるのですから、そのハイレベルはいわずもがなです。
幕張公演の初日を拝見しましたが、どの瞬間も見落とし厳禁。瞬きする暇もありません。
今回はCHEMISTRY、May J、宮本笑里さんがアーティストとして出演。
澄んだ歌声と心に染みる旋律で会場を盛り上げていました。
2人揃ったCHEMISTRYのハーモニーはやはり最強ですね。
カラオケ心を刺激された観客の方も相当数いらしたのではないかと推察します(笑)。
あっという間にチケットが完売したFaoIも残すところ、6月22日〜24日の新潟公演と6月29日~7月1日の静岡公演のみとなりました。
4月の「Continues~with Wings ~」公演において、トークの予定だけだった羽生選手がサプライズでジャンプなし構成のスケーティングを披露し、会場が大歓声に包まれたことは以前書きましたが、FaoI幕張公演のオープニングでは美しいトリプルアクセルに成功。
2月25日の五輪エキシビション以来となるジャンプに、場内は冒頭からヒートアップ。幕張の会場がコンサート並みに揺れていました(笑)。
フィナーレへと続く、CHEMISTRYとのコラボ「Wings of Words」では、再びトリプルアクセルに3回転トーループも綺麗に着氷し、確実に一歩ずつ回復している様子を見せてくれました。
そして、FaoI神戸公演を6月17日に終えたジェフリー・バトルさんが、高槻市に滞在中の18日に発生した大阪府北部を震源とする地震にデヴィット・ウィルソンさんとともに遭遇したものの、無事でいることを自身のインスタグラムで報告してくれています。被害に遭われた方、近隣にお住まい、ご滞在の方、余震も心配ですよね。どうか1日も早く落ち着きますようにお祈りしております。
FaoIの幕張初回公演を座長として見事に盛り上げた羽生選手。写真/西村尚己/アフロスポーツ