環境問題に対してどのように取り組んでいるのか? 商品作り、パッケージ作り、店舗運営に至るまで、環境を尊重しているか否かは、今日、様々な産業分野・企業経営において大きな注目を浴びています。
去る2018年5月30日にLVMHグループは、東京において「Future LIFE Japan」と題したカンファレンスを開催。グループとして環境に対する持続可能な取り組みを明らかにし、さらに日本での取り組み強化をしていくと発表。
LVMHグループの環境部門のトップが東京に集結。左からロロ・ピアーナ チーフ プロジェクト オフィサー ファブリッジオ・チアフレイ氏、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン代表取締役社長 ノルベール・ルレ氏、国際金融情報センター(JCIF)の玉木林太郎氏、建築家の青木 淳氏、グレンモーレンジィ蒸留所QSE(品質・安全・環境)コンプライアンス ディレクター ジェローム・グレヴァン氏、ルイ・ヴィトン環境マネーシャー サンドリン・ノエル氏、LVMH環境マネーシャー エンリケ・ヴェントゥラ氏、LVMHグループの環境部門責任者 アレクサンドル・カペリ氏。カンファレンス当日は、建築家の青木淳氏、国際金融情報センター(JCIF)の玉木林太郎氏といった著名人を迎え、LVMH モエ ヘネシー・ルイ・ヴィトン ジャパン代表取締役社長ノルベール・ルレ氏をはじめ、LVMHグループの環境部門責任者、各ブランドの環境部門の責任者たちによるディスカッションを開催。これまでとこれからの環境への取り組みをについて語り合いました。
ブランドビジネスの世界的リーダーであるLVMHグループは、実は25年も前に、グループレベルでの環境部門を設立。その当時は、エコロジーに対して社会全体の関心がそれほど高くありませんでした。しかし、ラグジュアリー業界のリーダーとして、他の規範でなければならないという使命のもと、今日に至るまで業界全体の環境への取り組みをリードしています。
LVMHグループの会長兼CEOベルナール・アルノー氏は環境に関して以下のように述べています。
「私たちのメゾンはそれぞれの製品を製造する過程で、希少な天然素材を使用しています。自然は私たちが共有する誇るべき伝統の礎であり、当然のことながら、それらを守ることも使命です。環境についても、私たちは製品同様に卓越性を追求します」
ブランドビジネスでリーダーシップを発揮するLVMHグループは、環境への取り組みでも大きな存在感で業界をリードしていると感じました。