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食欲のない暑い日には、「分とく山」野﨑洋光さんのかつお丼献立を

2018.06.29

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かつおの梅ヅケ丼

撮影:髙橋栄一、南雲保夫、三木麻奈、湯淺哲夫
もう7月も目前。夏もぐっと近づいてきました。早くも夏バテの予感……という人にオススメしたいのが、「分とく山」野﨑洋光さんによる「かつおの梅ヅケ丼」と「厚揚げとレタスの煮浸し」を組み合わせた丼献立です。

ヅケ丼は、かつおの刺身を梅肉ベースのたれでヅケ風に。かつおは、脂肪が少なく、たっぷりのたんぱく質とビタミンA、B1、B2、鉄分などを含む、貧血や体力低下のときの滋養食にぴったりの食材です。また、食欲の落ちやすい夏場には、体を目覚めさせ、熱中症予防に必要な適度な塩分もとれる梅干しが活躍します。ポン酢ではなく梅肉だれなら、ご飯が無理なくすすみますよ。

副菜の植物性たんぱく質たっぷりの厚揚げの煮ものには、火が入るとシャクッと歯触りがよくなるレタスをたっぷりと組み合わせることで、食感も味わいもさっぱり。煮汁はだし汁と醤油、酒のみで、甘みをつけないので、大人っぽい味に仕上がります。休日のランチにも向く献立です。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。


【材料 2人分】
・ご飯(温かいもの) 300g

・かつお(皮つき刺身用さく) 200g

・もみのり 1枚分

・炒り白ごま 大さじ1

・梅肉だれ [梅干し 2個/醤油 大さじ2/長ねぎ(みじん切り) 1/2本分/大葉(せん切り) 5枚分]

【作り方】

1:梅干しは種を取って包丁で叩き、醤油と合わせ、長ねぎと大葉も混ぜる。

2:焼き網を強火で熱し、かつおを皮目を下にしてのせる。皮が焼けたら転がし、身を表面がうっすら白くなるぐらいに焼く。ほんのり温かいうちにそぎ切りにする。

3:2に1をからませて、10分ほどおく。

4:器にご飯を盛り、3ともみのりをのせ、白ごまを散らす。
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