漆塗りの白いプレートにガラスプレートを重ね、洋のテーブルでも漆器を気軽に。宮澤さんは日本のよきものを日常でもモダンに楽しむことを大切にしている。つややかなイエローの実が目に眩しい、とうもろこしの旬がやってきました。つぶつぶの実だけでなく、皮もひげも芯までも、まるごと料理に生かせる、まさしく万能選手。
今回は宮澤奈々さんレシピ考案の「とうもろこしのケークサレ」「ヤングコーンの皮ごとグリル」の作り方をご紹介します。(
前回のレシピ「とうもろこしのムース」はこちら)
とうもろこしのケークサレの作り方
【材料(直径16センチ径のデビルケーキ型1台分)】
・とうもろこしの実…50グラム
・ベーコン…50グラム
・玉ねぎ(みじん切り)…50グラム
・卵…2個
・グラニュー糖…小さじ1
・オリーブオイル・牛乳…各50グラム
・A [薄力粉…100グラム、ベーキングパウダー・カレー粉…各小さじ1、ターメリック…小さじ1/2]
・粗塩…小さじ1/2
・黒こしょう…小さじ1/2
・パルミジャーノ・レッジャーノ…50グラム
・クリームチーズ・とうもろこしのひげ…各適量
・塩・こしょう…各少々
・エディブルフラワー…適量
*デビルケーキ型は製菓道具の専門店で手に入る。【作り方】
(1)フライパンにベーコンを入れて火にかけ、脂が出たら玉ねぎ、とうもろこしを加えて炒める。
(2)卵とグラニュー糖をボウルに入れて泡立て器で混ぜ、卵がほぐれたらオリーブオイル、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。
(3)Aを合わせてふるいにかけ、(2)に加えてゴムべらで混ぜる。さらに(1)とパルミジャーノ・レッジャーノと粗塩、こしょうを加え、よく混ざったらオリーブオイル(材料外)を塗っておいた型に流し入れ、190度のオーブンで30分焼く。
(4)型からはずして粗熱が取れたら、柔らかくしておいたクリームチーズを絞る。米油(材料外)で揚げて塩、こしょうをふったとうもろこしのひげ、エディブルフラワーを飾る。