【問題】
食事中、食べていない時、両手はどこに置く?
テーブルマナーには、ルールだけでなく、美しい所作もあります。例えばくちゃくちゃと音を立てて食べないのは当然ですが、上品な印象を与える所作もあるのです。
食事中、両手はどこに置いていますか? 食事中は食べていない時でも、手は必ずテーブルの上に置きましょう。決して手をテーブルの下に隠しません。右手のみを使って食べている時に、左手が空いていても、左手はテーブルの上に。何も食べていない、両方の手が空いている時は、両手をテーブルの上に置きます。
食事中に手をテーブルの下に隠さないというのは、騎士道精神の証しと言われています。テーブルの下で刀を手にして攻撃することはないとの意思表示が、テーブルマナーとして残っているのです。またテーブルの下に手があると、どうしても背中が丸まり、だらしなく見えてしまいます。
姿勢を美しく保つためにも手はテーブルの上に置くと良いのです。その際、脇を軽く締めるとさらに美しいです。手がテーブルの上にあるからといって、肘をつくのはタブーです。食事の場でも姿勢を美しく、気品ある所作を心がけましょう。
【答え】手は必ずテーブルの上に
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写真/PIXTA 文/清水彰子(
デザイン・ユー・ラボ代表)