一度は訪れてみたい憧れのホテル「アマン」は、その土地ごとに個性あるリゾートを展開してきました。そんなアマンの美学を受け継ぎつつ進化を続ける「アマン東京」と「アマネム」。2つのアマンの最新情報をお届けします。
天空のダイニングでイタリアの食の伝統に出合う
アマン東京(東京・大手町)
陽光溢れる開放的な店内。東京の中心地、大手町にあるアマン初の都市型ホテル「アマン東京」。アマン開業30周年を迎えた今年、レストランをリニューアルし、「アルヴァ」に生まれ変わりました。
アマンのグループとして全世界で展開するイタリア料理の「アルヴァ」は、イタリアの食文化の歴史にインスパイアされた、季節の“収穫=Arva”の恵みを五感で味わうレストラン。野菜をふんだんに取り入れた、繊細かつダイナミックな料理に魅せられます。
メイン料理の「イサキのグリルとフェンネルのアッロースト アンチョビのアクセント」。ラコルタ1万4000円(2名から)。「17年を過ごしたイタリアから東京に戻ってみると、複雑な調理法や味が多すぎると感じました。食材そのものが持つ奥深く力強いおいしさをシンプルにストレートに味わっていただけたら」。
そう語る平木正和総料理長のおすすめは、シェアして楽しむ、2名からのシグネチャーコース“ラコルタ”。
イタリアの厳選素材と旬の新鮮な野菜や魚介を大胆に使った料理、目の前で披露される、シェフやスタッフによる素朴で温かなプレゼンテーションに、アマンならではの自然への感謝と喜びが満ち溢れています。
「アニョロッティカチョエぺぺ 黒胡椒とペコリーノロマーノ」。ゴルゴンゾーラ風味でくるみと白桃の食感が楽しい「カステル・フランコのインサラータ」。自家製アイスクリームは目の前でサーブ。