迷い世代の服選び 第17回
自分に似合う色、見直しませんか?
「気がつくと同じ色ばかり着ている」――そんな悩みをよく伺います。
自分の好きな色、着ると落ち着く色ってありますよね。街中を見回しても、色々な方とお話ししていても、装いのベースになる色は黒という方が圧倒的に多い気がします。
皆さんは、いかがでしょう? 気が付くと黒を着ているって人、多いのではないでしょうか。
そろそろ黒をお休みしませんか?
黒=無難な色、誰にでも似合う色と思っている方が大半なのですが、私からすると、黒は世の中で一番強く、かつ難しい色なんです。
また、どんな色を合わせてもキツく見えるので、自然と全身黒の装いになります。そうすると、印象も重くなり、気持ちまで暗くなることもしばしば。
迷い世代のおしゃれルール:
黒が「合わせやすい万能色」という認識は間違いですもちろん、メリットもあります。強いエネルギーを放つ色だから、アグレッシブに何かを表現したいとか、もっと頑張りたいというときには、黒を着ると効果絶大。
私も、仕事で戦闘態勢に入って踏ん張らなきゃ!というときは、黒の力を借りるようにしています。若い頃は、黒を着続けることができましたが、今は黒を着るとどっと疲れてしまうんです。皆さんも、思い当たることはありませんか?
迷い世代になったら、安易に黒を選ぶのはもうやめて、そろそろ黒に代わるベーシックカラーを見つけましょう。