仏教国であり、王国である、その背景からか独特な魅力をもつタイ。その首都バンコクを20年ぶりに訪れました。空港からのタクシーから見る中心街には新しいショッピングセンター、ブランドショップが立ち並び、モダンなレストランや建築も多く、活気に満ちていました。
その進化に驚きながら、今回の宿泊ホテル「マンダリン オリエンタル バンコク」に到着。ロビーに足を踏み入れた瞬間、そこには昔と変わらぬ情緒が満ち、「この雰囲気こそ私が求めていたもの!」とすぐに魅了されました。
マンダリン オリエンタル バンコク、No.1の理由を体感
約140年前にバンコク初の西洋風ホテル、「ザ・オリエンタル・バンコク」として開業。ホテルの顔である現ロビーは、歴史を感じさせる風格と5つ星ならではの優雅さがありながら、不思議なほど堅苦しさはありません。
騒がしい見学客もおらず、滞在客たちがゆったりと寛いでいる。ここには、一流のホテルだけがもつ“平和な時間”が流れています。
チャオプラヤー川沿いに立つこのホテルでは、客室のほとんどがリバービュー。床から天井まで大きな窓になっており、行きかう船や街の風景を目の前に眺めることができます。
静寂と快適さのなかで、まるで映画を見ているように異国情緒を味わえる、これがなんとも贅沢な気分に浸れます。
チェックインはお部屋で。すぐにサービスされる冷たいレモングラスティーも美味。
美しいウェルカムフルーツや花、タイシルクのクッションなどがシックな空間に映え、どこを切り取っても絵になります。
エレガントで落ち着いたリビング&ベッドルームやバスルームには、蘭の花がところどころ飾られて。枕元には蘭の花と素敵なメッセージカードが置かれていました。こんな心遣いもうれしい。