【問題】豆類など細かいものを食べる時、ナイフとフォークはどのように扱ったらよいですか?
(1)ナイフでフォークの背にのせる
(2)ナイフを立てて持ち、フォークの腹にのせる
(3)フォークのみで腹か背にのせる
文/小笠原敬承斎(小笠原流礼法宗家)
特にライスを食べる時に、ナイフでライスをフォークの背に押しつける方がいるかと思います。しかし、食べ物を無理に押しつけてしまうことは、見た目にも品格を損ないかねません。
細かな豆類やライスなどは、フォークの腹にのせて食べますが、豆類のようにのせにくいものは、ナイフを立てて持ちフォークを寄せるように動かすとよいでしょう。
また、細かなものに限らず、基本的にフォークの背に食べ物をのせることは避けます。
さて、食事中に中座をする際、フォークとナイフを皿の中で八の字やクロスになるように置きますが、この時にナイフの刃が自分の側に向くようにします。
刃が相手の方に向くことは失礼であり、危険でもあるからです。ナイフの刃の方向に関しては、バターナイフも同様に注意が必要です。
話に夢中になり、カトラリーを両手に持ったままでいることも避けましょう。
【答え】2
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写真/PIXTA 小笠原流礼法宗家
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