2018年の新作帯留め。透明なガラスはきものや帯の色柄を邪魔することなく、それでいて瑞々しい印象を映し出す。2018年初の帯留めコレクションを発表
NORIKO HERRON Glass + Artは、ブランドの創設から10年を迎える今年、帯留めのコレクションを発表しました。
ジュエリーで表現してきたモード感溢れるフォルムはそのままに、瑠璃色や翡翠色などの典雅な彩色も特徴的。
和の装いに興味が湧いたのは、茶道や華道の教授だったお母さまの影響とのこと。「子供の頃から母についてお稽古をつけていたのですが、その反動で大人になってからは海外にばかり目を向けていました。母が他界した今、改めて日本の文化に魅力を感じるようになり、まずは帯留めを手がけました」(ヘロンさん)。
作品ができると和装への関心も芽生えたというヘロンさん。お母さま譲りのきものに完成したばかりの帯留めをコーディネート。今後NORIKO HERRON Glass + Artでは、帯留めはもちろんのこと和装にも合わせられるガラスのジュエリーも、積極的に展開していきたいそう。
プラチナやゴールドの彩色を施したラインナップも豊富で、和装の新たなお洒落のエッセンスとして、夏に限らず通年活躍しそうです。
お問い合わせ/NORIKO HERRON Glass + Art
https://norikoherron.com商品は、すべてオーダー制作による1点物のため、納品まで2~3週間を要する場合があります。
価格はすべて税抜きです。
ヘロン範子
ガラスアーティスト
兵庫県神戸市出身。大手アパレルメーカーでデザイナーを務めた後、イタリアに渡る。フリーデザイナーとして独立し、インターナショナルな立場で総合企画、ディレクションを手がける。2008年に創作ガラスパーツとワイヤーワークによるオリジナルのシャンデリアを製作。2012年よりガラスジュエリーを展開。アパレルで培った経験を生かしたガラスデザインの可能性を提案、製作を手がける。
【イベントのお知らせ】
新作の帯留めやビジュー、シャンデリアから石膏レリーフまでを一堂に集めた個展「Deformation」を開催。タイトルに込めたように、変容するガラスの美しさを堪能できる豊富なアイテムが発表されます。 期間:~7月20日(金) 場所:Galerie412 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道同潤館302 電話:03-5410-0388
イベント詳細はこちら>>取材・構成・文/樺澤貴子