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フェタチーズがアクセント。豆とキヌアも加えたギリシャ風サラダ

2018.07.08

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レンズ豆とキヌア、フェタのサラダ

撮影:工藤雅夫
本日は、ヘルシー感満載のギリシャ風サラダをお届けしましょう。野菜とオリーブ、フェタ、レンズ豆、近年注目されているプチプチ食感のキヌアも加えて。味のアクセントとなるフェタは、羊乳をベースに山羊乳を混ぜて作られたチーズで、ギリシャ料理には必須の食材。保存のため塩漬けされたものが多く、強い塩味が特徴ですが、最近ではマイルドなものも出回るようになってきています。もし、フェタの塩気が強い場合は、水にしばらくさらしてから使ってください。フェタ以外にも、マンステール、ポン・レヴェック、リヴァロなど、むっちりした食感のウォッシュタイプも好適です。

ワインと共に食すなら、ギリシャの清涼感のある白はもちろん、豆をよく食すトスカーナのオレンジワイン(赤ワインの製法を用いた白ワイン)も合いますよ。『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』より。

【材料 4~5人分】
・レンズ豆、キヌア 各100g


・オリーブオイル 大さじ1

・A [フェタ(1cm角)100g/ペパーミントの葉 5枝分/松の実(180℃のオーブンで6分焼く) 30g/プチトマト(縦1/4 割) 5個/赤玉ねぎ(みじん切り) 1/4個/きゅうり(種を取り1cm角) 1本/黒オリーブ(斜め半割、種を取る) 10粒]

・B [ライム果汁 1個分/塩、黒こしょう 各適量/エキストラバージンオリーブオイル適量]

【作り方】
1:レンズ豆を水で洗い、鍋に入れ、たっぷりの水を注いで火にかけ、沸騰したら火を弱め、あくを取りながらやわらかくなるまで煮る(15~20分)。ザルにあげて水気を切り、冷ます。

2:キヌアを目の細かいザルに入れて水で洗い、水気を切る。鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、キヌアを加えてさっと炒め、水150ccと塩ひとつまみを加えてフタをする。沸いたら弱火にして15分煮る(時折かき混ぜ、こびりつきそうならば少量の水を足す)。最後にフタを取り、強火にして鍋底から混ぜながら数秒加熱し、水分を飛ばす。

3:1、2、Aをボウルで合わせ、Bで味をととのえる。

『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』は都内でも珍しいチーズ料理の専門店、酪農農家ビストロ「スブリデオ レストラーレ」吉田健志シェフによるレシピブック。基本はスイス、フランス、イタリア、英国などヨーロッパ酪農国の伝統料理ですが、日本でも作りやすいよう工夫をこらしています。併せてチーズのおつまみなど、簡単アレンジのアイデアコラムも紹介します。レシピに使用したチーズ45種の詳解つき。

『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』吉田健志(著)

吉田健志(著)
定価:本体1,500円+税
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