どうしても食欲が落ちがちな夏にうれしいカレー。さまざまなスパイスが食欲を増進し、体を内側から元気にしてくれます。本日お届けするレシピは、たっぷりのなすが主役の「ベイガンバルタ」。バターのコク&ミントの爽やかさが魅力の、北インドのカレーです。なすは水分を軽く絞り、たたくように刻んで細かくするとなめらかに仕上がります。ミントは軽く炒めると、爽やかな香りが立つうえ、味がなじんでおいしいですよ。全粒粉で作るパン、チャパティの作り方も併せてご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。『「ナイルレストラン」ナイル善己の やさしいインド料理』より。
「水分をとばしてぽってり仕上げるこのカレーは、チャパティで包んで食べるとおいしいですよ。なすの下準備に少し手間がかかりますが、なすと油、そしてスパイスの相性は最高! ぜひ余裕のある日に作ってみてください。北インドでよく使うミントは軽く炒め合わせると、爽やかさが際立って味もなじみます」(ナイル善己さん)。
【材料 4人分】
・なす 小10本
・A [玉ねぎ(みじん切り) 1個分/にんにく、しょうが(各みじん切り) 各1かけ分]
・トマトピューレ 100cc
・B [プレーンヨーグルト 大さじ3/ミント(粗みじん切り) ひとつかみ]
・バター 20g
・サラダ油 大さじ2
・水 200cc
・塩、ミント(仕上げ用) 各適量
■ホールスパイス
・クミンシード 小さじ1
■パウダースパイス
・コリアンダー 小さじ2
・クミン、ガラムマサラ 各小さじ1
・ターメリック 小さじ1/2
・カイエンヌペッパー 小さじ1/4