さあ、準備はできましたか?
今回は、あなたをより生きやすく導いてくれる指導者(=メンター)について解説します。
“企業で新入社員などの精神的サポートをする人”という意味で使われる「メンター」という言葉。もともとは「優れた指導者」や「助言者」という意味です。
数秘を使って身近なメンターの存在に気がつけば、人間関係はより充実し、毎日がもっとハッピーなものになります。
まず、知っておきたいのは、それぞれのナンバーが意味するところ。
■ファーストナンバーは「あなたの生まれもっての強み」を表しています。困った時のお助けツール。自分の意志で選んだ数字だといわれ、前世を表します。
苦労せずにできてしまうことなので、自分ではその能力をあまり評価していないことも。
■セカンドナンバーは「あなたの本質」を表しています。人生にもっとも影響を与えるメインの数字で、その人の「顔」のようなもの。基本的な性格や考え方、才能、運命を表します。現世のあなたを表し、この能力を発揮できると自分らしく生き生きといられます。
■サードナンバーは「あなたの今生の目標、使命、課題」を表しています。苦手分野であることが多いといわれていますが、これを常に意識して行動し、その能力を伸ばすといいでしょう。親からの期待が込められた、未来を表す数字です。これを存分に伸ばせれば、人生はさらに輝かしいものになります。
このなかで、あなたの目標、使命、課題を示す「サードナンバー」にご注目を
それと同じ数字を「ファーストナンバー」もしくは「セカンドナンバー」として持っている人が、あなたのメンターです!
なぜか惹かれる人、自分の苦手なことを軽くやってのけて尊敬している人・・・・・・。
家族や職場、友人関係で思い当たりませんか?
そういう人を数秘術で見てみると、たいてい、あなたのメンターである場合が多いのです。
それでは、メンターとあなたの関係を、親子関係を例に挙げて解説します。
【例】母親のサードナンバーが「2」、長女のファーストナンバー、セカンドナンバー、サードナンバーがそれぞれ「2 ・ 1 ・ 4」、長男が「5 ・ 2 ・ 1」という家族を分析してみましょう。
母親のサードナンバーである「2」は、”人のサポート役になる”ということ。サードナンバーは目標と同時に、その人のちょっと苦手なことも表します。長女はその「2」を、「強み」を表すファーストナンバーとして持っています。
つまり、お母さんが苦手と感じている“人をサポートする”ことが、長女にとっては得意なことなのです。
だから母親は、長女を“尊敬できる存在”と感じ、この面では長女は母親のメンターであるといえます。
また、長男はその「2」を、「本質」を表すセカンドナンバーとして持っています。
長男も、人をサポートすることが本質的に上手です。だから母親は、長男を”気になる存在”として認識します。長男もまた、母親のメンターということになります。
このような関係だと、母親が我が子を(無意識でも)尊敬しているため、親子間のコミュニケーションは円滑で、とてもいい関係になっているはずです!
いかがでしたでしょうか。
「この人のこういうところは、いいな」と感じたら、数秘術で確かめてみるのも面白いかもしれません。
思いもかけない家族や同僚、友人の長所が輝きはじめ、人間関係が充実してきますよ!