京都・宇治に400年続く窯元・朝日焼が、宇治川畔に新しいお茶文化を発信する空間をオープンしました。
店内では十六世松林豊斎や先代の作品の紹介、工房で制作されている茶器や食器の販売、イベントスペースや茶室では茶会やお茶の新しいもてなし方や楽しみを体験するスペースを設け、宇治川の景色とともにお客さまを迎えます。「茶事や茶陶の緊張感を持ちながらも、皆さまとお茶への想いを育む空間になることを目指しています」と語る松林さん。
通常カフェ営業はしていませんが、オープンを記念して、家庭画報の読者だけに煎茶と季節の干菓子のサービスがあります(2017年末まで、3日前までに要予約)。秋の風情を楽しむ宇治散策の折り、茶陶やお茶の心に触れる貴重な体験になることでしょう。
Information
朝日焼shop&gallery
京都府宇治市宇治又振67
『家庭画報』2017年11月号掲載
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。