鮮やかな赤紫色が印象的な野菜、ビーツ。サトウダイコンの一種で、ロシア料理のボルシチに使われることでもお馴染みですが、外食では食べても家庭ではなかなか使わないという人も多いかもしれません。でも、6~7月が旬のこのビーツには、カリウムやナトリウム、ビタミン、ミネラルがたっぷり含まれており、アンチエイジング効果もあるので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてください。
冷たいビーツのスープに、フランス生まれのシェーヴルチーズ、サント・モール・ド・トゥーレーヌを使ったムースを乗せて。土っぽい香りのビーツとの相性は抜群です。吉田健志シェフの『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』より。
【材料 8人分】
・ビーツ 800g(約2個)
・オリーブオイル 大さじ2
・玉ねぎ(スライス) 1個
・じゃがいも(男爵/スライス) 1個
・鶏がらスープ 1リットル
・ホールトマト(ザルで漉す) 400g
・塩、黒こしょう 各適量
・エクストラヴァージンオリーブオイル 適量
■シェーヴル・ムース
・サワークリーム 90cc
・サント・モール・ド・トゥーレーヌ(ドゥミ・アフィネ※) 25g
・生クリーム 90cc
・塩 適量
※表面にまぶされた木炭の粉が黒から灰色に変わる、約3週間熟成タイプ。