「盆栽」を食べる？つくる？ シャングリ・ラ ホテル 東京 で 特別イベント「Feel Bonsai」開催

「Bonsai」というワードが世界で大流行！

近年、世界中に愛好家が急増している盆栽。盆栽は「一盆一樹」―限られた空間を自然の風景に見立て時間による変化をも楽しむ、平安時代からの伝統園芸文化です。

この夏、シャングリ・ラ　ホテル　東京では、世界を席巻中のBonsaiをテーマに、江戸嘉永年間創業の老舗「盆栽清香園（ルビ：ぼんさいせいこうえん）」とのコラボレーションイベント「Feel Bonsai」を開催します。期間は2018年7月31日（火）〜8月4日（土）まで。

さて、気になるその内容は――

1.シャングリ・ラ　ホテル 東京の美しい空間に、約60もの盆栽作品を展示。
2.ボタニカルをテーマにした驚きのアフタヌーンティーをホテル内の「ザ・ロビーラウンジ」で。
3.盆栽清香園 ５代目の山田香織さんによるミニ盆景づくりのワークショップを開催！（上記アフタヌーンティーとのセットプランです）

誰も見たことのない“シャングリ・ラ（桃源郷）”を盆栽で表現すると？

「伝統を守りながらも、より多くの人に気軽に盆栽を楽しんでほしいと思います」と話す盆栽清香園の山田さん。伝統盆栽に加え、現代のライフスタイルに合うようモダンに昇華させた“彩花盆栽（さいかぼんさい）”という新しい流儀も提唱しており、今回の展示ではその両方を見ることができます。

そして、一番の見所は、ホテル名の由来である、ジェームズ・ヒルトン著『失われた地平線』の舞台となった中国の奥地にある伝説の地“シャングリ・ラ（桃源郷）” をテーマにしたオリジナル盆栽。枯山水をメインにした、不老長寿の象徴である五葉松や黒松から、清涼感にあふれる枝垂れモミジや柳などを使った作品をぜひお見逃しなく！

驚きのティータイムも

もうひとつのお楽しみはラウンジ＆バー「ザ・ロビーラウンジ」にて供される、同ホテルのエグゼクティブ・ペストリーシェフ 岡村直也さん考案の「ボタニカル アフタヌーンティー」（5日間限定）です。

その中身を覗いてみると、苔をモチーフにしたチーズケーキ、水石のようなメープルシロップのムース、サボテンを表現した柚子フレーバーのマカロンなど、目でも舌でも楽しめる、驚きに満ちたスイーツたちの大集合。紅茶は20種類以上の茶葉から、お好みのものをお好きなだけ、というのも嬉しいポイントです。



こちらが驚きの「ボタニカル アフタヌーンティー」 。

初心者でもできるMy Bonsai

３つ目は、山田さん指導のワークショップ。盆栽や水石の楽しみ方のレクチャーとミニ盆景づくりを体験します。ワークショップのあとは、ボタニカル アフタヌーンティーを楽しむセットプランになっています。

盆栽を実際に見て、触れて、体感できるまたとないこの機会。盆栽の知識を身につけたい初心者の方、海外のお友達と一緒に、または夏休みの課題にお子さまと一緒に、ぜひ参加してみては？



自作の盆景を持ち帰り、育てていくのも楽しみ。

「Feel Bonsai」イベント概要

1. 館内での盆栽展示
期間： 7月31日（火）～8月4日（土）
場所： 28階 ロビー、ラウンジ＆バー「ザ・ロビーラウンジ」 27階 クリスタルギャラリー
内容： シャングリ・ラ（桃源郷）をテーマしたオリジナル盆栽を含む、彩花盆栽と伝統盆栽 、約60作品を展示。

2. 同イベント開催記念「ボタニカル アフタヌーンティー」
場所： 「ザ・ロビーラウンジ」
期間： 7月31日（火）～8月4日（土）
時間： 14時30分～17時30分（月曜～金曜）、13時～17時30分（土曜・日曜・祝日）
料金： １人6000円（税・サービス料込み）
予約： 電話03-6739-7877
内容： 「ボタニカル アフタヌーンティー」セット

3. 盆景ワークショップと「ボタニカル アフタヌーンティー」のスペシャルプラン
期間：8月1日（水）～8月3日（金）
時間：１）11時～ ２）14:時～ ※8月3日（金）は１）のみの開催。
スケジュール：
１）ワークショップ11時～12時30分、アフタヌーンティー12時30分〜14時30分
２） ワークショップ14時～15時30分、アフタヌーンティー15時30分～17時30分
料金： １人1万2900円（税・サービス料込み）
場所： 27階 パビリオン、「ザ・ロビーラウンジ」
内容： 盆栽清香園５代目 山田香織氏ナビゲートによるレクチャーやミニ盆景をつくるワークショップと 「ボタニカル アフタヌーンティー」。ミニ盆景は持ち帰ることができます。
定員： 各回20名
予約： 電話03-6739-7877

清香園について
清香園は、初代庄之助が江戸嘉永年間に下町根岸（現在の台東区根岸）で創業した盆栽専門店。3代目釜次郎氏の時代に戦災から逃れるため、現在のさいたま市盆栽町へ移転。4代目登美男氏が彩花盆栽の草案を作成。5代目香織氏が盆栽の裾野を広げる伝道師として、気軽に楽しみやすい彩花盆栽を主宰し、彩花盆栽教室の生徒数は全国に2000人を数える。 現在、清香園では「すべての日本人に、生涯に一度は盆栽と触れる接点を提供する集団でありたい」という理念のもと、盆栽販売・メンテナンスの他、盆栽教室・盆栽レンタル事業など、伝統を守りながらも現代のライフスタイルに即したサービスを提供中。

山田香織氏プロフィール
盆栽家、彩花盆栽教室主宰、盆栽清香園5代目。幼い頃より跡取りとして盆栽に関する教育を受けて育つ。彩花盆栽の発表を主に、盆栽を若年層や女性にも広めようと尽力し、テレビ、雑誌、出版、講習会、さいたま観光大使を務めるなど多方面で活躍中。2017年にはBBCドキュメンタリー番組 『The Art of Japan』にて特集される。地元の小学生に盆栽の魅力を伝えるボランティア団体「ぼんさい遊々」代表。

シャングリ・ラ ホテル 東京
シャングリ・ラ ホテル 東京は、シャングリ・ラ ブランドにおける日本初のホテルとして2009年3月2日に開業。東京駅に隣接する37階建ての複合ビル、丸の内トラストタワー本館の最上階11フロアを占める。総客室数200のホテル内には、2つのレストラン、イタリア料理「ピャチェーレ」、日本料理「なだ万」に加えて、ラウンジ&バー「ザ・ロビーラウンジ」を併設。また、日本初開業の「CHIスパ」では古代中国から伝えられるヒーリングセラピーのメニューも。2012年トリップアドバイザーによるトラベラーズチョイス™ホテルアワードを受賞、2013年にはInstitutional Investorがユーザーに実施したアンケート調査にもとづき、World’s Best Hotels of 2013で1位に選ばれた。さらに、2018年には一流のホスピタリティを格付けする世界有数のトラベルガイド、「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門にて5つ星を獲得。