撮影:新居明子意外とどんな食材とも合うアボカドですが、今回は、このアボカドを主役にした一品をお届けしましょう。焼いたアボカドの上に、トマトや玉ねぎ、ピーマンを刻んでタバスコでピリ辛に味つけしたサルサソースと刻んだ香菜をオン。皿の上でアボカドをくずし、ソースと和えながら食べてください。アボカドは表面を焼くと柔らかくなり、より熟した風味が楽しめますよ。
栄養価が高いアボカドに、たっぷりの野菜を乗せた、夏にぴったりの一品です。坂田阿希子さんの『和えるおかず』より。
【材料 2人分】
・アボカド 2個
・香菜(刻む) 適量
■サルサソース
・玉ねぎ 1/4個
・ピーマン 1個
・トマト 1個
・にんにく(小) 1 かけ
・オリーブオイル 大さじ2
・レモン汁 1/2個分
・塩 小さじ1
・タバスコ 小さじ1/4
【作り方】
1:サルサソースを作る。玉ねぎ、ピーマンは粗めのみじん切り、にんにくはみじん切りにする。トマトは5~6mm角に切る。野菜をすべてボウルに入れ、オリーブオイル、レモン汁、塩、タバスコで和える。
2:アボカドは半分に切って種を除く。焼き網またはフライパンを熱し、切った面を下にしてアボカドを並べ、中火で焦げ目がつくまで焼く。裏返して皮の部分もさっと焼く。
3:2を皿に盛り、1をかける。香菜を添える。
肉に魚、そして野菜。それぞれのうまみや香り、食感を大切に和えることで、いつものおかずをとびきりおいしい一品に。和えものをこよなく愛する料理家・坂田阿希子さんが、独自の発想で提案する67のレシピ。和風だけでなく、洋風、エスニックに中華と味わいのバリエーションも豊富です。これまでにない、新鮮な組み合わせの和えものが満載。ぜひ和えものの楽しさ、新たなおいしさを体験してください。
坂田阿希子(著)
定価:本体1,300円+税