今日は疲れて料理を作る気力がない、忙しくて調理する時間がない、というようなとき、一品で完結できる丼物は嬉しいメニューですよね。しかも、缶詰を使えば調理も簡単です。本日使うのは、いわしの蒲焼き缶。ふわふわの卵に閉じ込めたいわしの旨みが絶妙なこの丼は、なんと、たったの5分で完成します! 卵が好みの固さになったら火を止めますが、目を離すとすぐに固まってしまうので油断は大敵。仕上げに、お好みで七味唐辛子をふってめしあがれ。暑さで体調がイマイチ……という人は、栄養たっぷりのいわしをたくさん食べて、この夏を乗り切りましょう。料理研究家・重信初江さんの『ぜんぶ卵レシピ』より。
【材料 1人分】
・溶き卵 2個分
・温かいご飯 丼1杯分
・いわしの蒲焼き(缶詰) 1缶(100g)
・水 1/3カップ
・しょうゆ 小さじ1
・青ねぎ(2cm幅に切る) 20g
・紅しょうが 適量
【作り方】
1:器にご飯を盛る。できたての卵をのせるために、ご飯は先にご用意のこと。
2:小さめのフライパンにいわしの蒲焼き、水、しょうゆを入れて中火にかける。煮立ったら、青ねぎを入れ、すぐに溶き卵を流し入れる。
3:卵が好みの固さになったら火を止め、1の上にのせ、紅しょうがを盛る。
どのご家庭の冷蔵庫にも入っている身近な食材「卵」を使った、アイデアあふれる61品をご紹介。得意ジャンルの幅広い料理研究家・重信初江さんが、和・洋・中・エスニックと、バリエーション豊かに教えてくれるので、毎日作っても飽きません! T・K・G(卵かけご飯)バリエーションや煮卵などの作りおき、目玉焼きや温泉卵などの基本料理など内容満載。かばんにもすっぽり入る新書サイズも特徴です。
重信初江(著)
定価:本体1,100円+税
撮影/伏見早織