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13日は一汁三菜の日。野﨑洋光さんの酸味がきいた献立で夏の体を労る

2018.08.13

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トマト汁

毎月13日は、「じゅう、さん」のゴロ合わせから「一汁三菜の日」に制定されているのだそうです。それにちなんで、テレビでもおなじみ「分とく山」総料理長・野﨑洋光さん考案の、異なる3つの酸味を楽しみながら食べる“酸っぱい”一汁三菜献立をご紹介しましょう。

まずは、火を入れると酸味が際立つトマトの汁もの。トマトは旨み成分を多く含む食材なので、だし汁がなくても水で充分おいしくなります。次に、あじの酢締めに体の熱を取るといわれるきゅうりで作った緑酢をかけて。「酢で締める」というと長く浸けがちですが、さっと5分ほどにして、表面だけ酢がしみ込む程度にすると、あじのおいしさが素直に味わえます。3つ目は、食物繊維豊かなもずく酢を、かつお節の旨みでマイルドにした加減酢でいただきます。主菜には、鶏肉と夏野菜のなすをさっと煮たものを。きちんとたんぱく質もとれて、栄養バランス抜群の献立です。『野﨑洋光 春夏秋冬の献立帳』より。

【材料 2人分】
・トマト 200g


・なす、きゅうり 各1/2本

・ごぼう 30g

・みょうが 1個

・塩、黒こしょう 各少量

・煮汁 [水 200cc/薄口醤油 大さじ1強/酢 大さじ1]

【作り方】
1:トマトは適当な大きさに切り、ミキサーかフードプロセッサーにかける。粗目のざるでこして皮を取り除き、ジュースにする。

2:なすは半月切りに、きゅうりは1cm幅の輪切りにする。ごぼうはたわしでよく洗い、皮つきのまま小口切りにし、水でさっと洗う。みょうがは小口切りにする。

3:鍋に煮汁の材料と1、2のごぼうを入れて火にかける。沸騰したらアクを取り、なす、きゅうり、みょうがを入れ、温まったら塩、黒こしょうで味をととのえる。
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