ハイクレア城に、『ダウントン・アビー』の映画化決定のニュース!
ところで、耳寄りな話があります。どうやら人気ドラマ『ダウントン・アビー』の映画化が本決まりになったようです。
夏の太陽が眩い7月のある日、待ちに待った、このニュースがハイクレア城に届きました。レディ・フィオーナは「ダウントン・アビーのロケハンが9月に戻ってくる」と大興奮。
携帯電話で知らせを受けた時は庭にいたというレディ・フィオーナ。「夫に直接伝えたくて、側にいたスタッフたちと慌てて城に駆け込んでしまった」と笑いました(動画はそのときの様子)。その朗報を聞いた伯爵はもちろん大喜び。
その後伯爵とレディ・フィオーナは、スタッフたちと一緒にシャンペンの祝杯をあげたそうです。
カクテルで祝杯をあげるご夫婦。『ダウントン・アビー」』のハイクレア城での撮影は9月から約10週間の予定。●フィオーナ・カナーヴォン伯爵夫人/ロンドン生まれ。6人姉妹の長女。 セント・アンドリューズ大学で英語とドイツ語を専攻、ロンドンで国際会計士として働く。1999年カナーヴォン伯爵と結婚。一人息子エドワードの母。ハイクレアのガイドブックをはじめハイクレア絡みの数々の著書をしたため、歴史家として知られる。趣味は乗馬、読書。オフィシャル・サイトはhttps://www.ladycarnarvon.com/
人気連載「ハイクレア城に暮らす Season2」は今回が最終回。今後は不定期で伯爵家の様子をレポートする予定です。またお会いしましょう!
これまでの連載記事一覧>> 山形優子フットマン/Yuko Yamagata-footman
フリーライター
上智大学文学部社会学科卒業。カルフォルニア州立大学心理学科でヒューマニスティック・サイコロジーを専攻、修士課程修了(ロータリー財団奨学生)。新聞記者を経てフリーライターに。在英約30年。イギリス人男性と結婚、3人の娘の母。著書に『憧れのイングリッシュガーデンの暮らし』(エディシォンドゥパリ)、『なんでもアリの国イギリス なんでもダメの国ニッポン』(講談社文庫)他。
構成/樺澤貴子