どうしても食欲が落ちるこのシーズン、意識して積極的に食べたい食材のひとつが、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んだ栄養バランスのいい卵です。卵といえば、一昔前はコレステロール値を上げる食べ物というイメージがありましたが、最近では、食事でコレステロール値は変わらないという研究結果があり、厚労省も「食事摂取基準」でコレステロールの基準を撤廃しています。さらにアルツハイマー病を予防する効果も期待されるなど、ますます卵のスーパーフードぶりに注目が集まっています。
そんな卵をたっぷりと食べられるレシピが、料理研究家・重信初江さんによる「薄焼き卵たっぷり冷やし中華」。卵2個を使い、麺とほぼ同量の錦糸卵を楽しむことができるという、卵好きにはたまらないレシピです。せん切りにしたきゅうりもプラスし、鶏がらスープや酢、ごま油などを混ぜたたれをかければ完成。卵を乗せた分、麺を減らすなどすれば、糖質もオフできそうですね。重信さんの著書『ぜんぶ 卵レシピ』より。
【材料 1人分】
・卵 2個
・A [水 小さじ1/砂糖 小さじ1/2/塩 少々]
・サラダ油 少々
・中華めん 1玉
・きゅうり(斜め薄切りにしてからせん切り) 1/2本分
・B [熱湯 大さじ1/鶏がらスープの素 小さじ1/3/酢 大さじ1/ごま油、しょうゆ 各大さじ1/2/砂糖 小さじ1/2/塩 少々]
・白いりごま 少々