夏は、水分の多い生野菜をたっぷりと摂りたいところ。夏野菜のきゅうりやトマト、生で食べられる水ナスをはじめ、セロリやにんじん、大根、キャベツなども水分量が多く、ほてった体を冷やしてくれる野菜です。そんな野菜をおいしく食べられるチーズディプ2種類をご紹介しましょう。「スブリデオ レストラーレ」吉田健志シェフのレシピです。
「絹織物職人の脳みそ」という意味のセルヴェル・ド・カニュ(写真の白いディップ)はフランス・リヨンの郷土料理。フロマージュ・ブランのほんのりとした酸味と甘味のピュアなテイストを生かしたディップです。
ツナのリコッタ・ディップはイタリア・ピエモンテの仔牛料理に使うソースをリコッタチーズと合わせた、シェフの創作レシピです。生野菜やハムに添えて、アペリティフの一品に。『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ』より。
【材料 作りやすい量】
・ハーブ各種 適量
・A [フロマージュ・ブラン 1個(500g)/にんにく(すりおろし) 1片/エシャロット(みじん切り) 1/2個]
・塩、黒こしょう、エクストラヴァージンオリーブオイル 各適量
【作り方】
1:ハーブはペパーミント、エストラゴン、ディル、セルフィーユ、シブレットなどの中から数種用意し、かたい茎部分は取り除き、粗めに刻む。 2:1をAと混ぜ合わせ、塩、黒こしょうで味をととのえる。器に盛り、エクストラヴァージンオリーブオイルを少量垂らし、黒こしょうを振る。生野菜(材料外)に添える。