【問題】カタカナことば(外来語)を多く用いることは失礼にあたりますか?
文/小笠原敬承斎(小笠原流礼法宗家)
外来語を会話に多用するのは失礼であるという声はよく聞きますので、カタカナことばはできるかぎり使用しないようにこころがける必要があります。
たとえば、「この資料のエビデンス(証拠)は何ですか」「仕事のトラブルがあり、本日のアポ(約束)をリスケ(スケジュール変更)していただけますか」「明日の会議に遅れないようにリマインド(思い出させる)をお願いします」「レス(応答、回答)が遅いので注意してください」「この件はプライオリティ(優先順位)が低いのでペンディング(保留)にします」など、あげるときりがありません。
さらには「ASAP(as soon as possibleの略で、できるだけ速くに)でお願いいたします」とEメールなどに記されていることがありますが、ことばを略しているうえに、上からものを言っているような印象を与える危険性も否めないので避けましょう。
【答え】はい。使い方には気をつけましょう。
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