口腔と全身の関連性を調べる
(2)全身の老化度検査
1.酸化ストレス・抗酸化力検査酸化とは、いわば体のサビ。血液検査で、遺伝子が酸化したときにつくられる物質の量(酸化ストレス度)と、抗酸化物質(ビタミン類など)の量を調べる。
2.毛髪検査毛髪を少量切り取り、成分を分析。鉛、水銀、カドミウムなどの有害金属と、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛などの必須ミネラルを測定し、バランスを調べる。
3.身長・体重、体組成検査BMI、体脂肪率、筋肉量、基礎代謝量などを調べ、食事や運動内容の提案の指標とする。
4.骨密度検査超音波測定器を用い、かかとの部分で骨密度を測定する(写真上)。
5.血管老化度検査末梢血液の循環状態を検査し、血管の状態を調べる。血管の老化は動脈硬化の原因になる。
6.脳機能検査パソコンを用いたテストで前頭葉の機能を検査し、記憶や学習能力を評価する。
7.血液・尿検査血液検査、尿検査の結果は、すべての老化度判定、危険因子判定の材料となる。