世界に誇る和牛の魅力を、日本料理で発信する気鋭店「上質な和牛こそさっぱりとした脂、肉の甘みが際立っています。日本料理で和牛の魅力をさらに発信していきたい」と話すのはご主人の常安孝明さん。
東京・元麻布の「かんだ」をはじめ、パリでも経験を重ねた新鋭です。煮物椀や旬魚の造りなど日本料理の王道に、その時々のコンディションに合った調理法の和牛の品々が盛り込まれます。
写真は手前からかたまりのままじっくりと炭火焼きをした黒毛和牛のタン。川岸牧場の神戸牛“ザブトン”のすき焼きは、新潟・三条のふじくに農産のコシヒカリと共に。
左官職人・久住有生さんによる土壁が包む静謐な空間、看板を掲げないスタイルは隠れ家のようです。料理1万8000円~。要予約、個室1室あり。
Information
常(とわ)
東京都港区西麻布4-11-25モダンフォルム西麻布ビル2階
表示価格は税抜きです。
「家庭画報」2018年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。