アボカドにレモン汁や生クリーム、塩を加えてピュレ状にして、アボカドと相性ピッタリの「えび」を組み合わせました。ただし今回は「えびせんべい」。ピュレのクリーミーさとせんべいのサクサク感が絶妙なサラダです。
アボカドは程よく熟れたものを選ぶことが肝心。皮の色が黒みがかり、弾力のあるものを選びます。へたの付け根部分が柔らかいものは避けたほうがよいでしょう。アボカドをハンディーミキサーでピュレにする場合、先端部が入るくらいの円筒型の入れ物を使うと作業がしやすいです。ミキサーで調理したものよりきめは粗くなりますが、フォークの背などでつぶしてもおいしくできますよ。狐野扶実子さんの『まいにち、サラダ』より。
【材料 2~3人分】
・アボカドの果肉 100g
・レモン汁 10g
・生クリーム(乳脂肪分36%前後) 20g
・塩 小さじ1/4
・新玉ねぎなど生食に向いた玉ねぎのみじん切り(一度水にさらしてから水気を絞ったもの) 15g
・エクストラバージンオリーブオイル 小さじ2
・香菜、黒こしょう(粒) 各適量
・えびせんべい 適量
【作り方】
1:アボカドの果肉を適当な大きさに切り、レモン汁を加えてピュレ状にする。果肉が粒状に残っている状態でよい。
2:生クリームに塩を加えて七分立てにし、アボカドのピュレに加えて混ぜる。
3:器に盛り、玉ねぎのみじん切りをのせ、オリーブ油をかける。粗めに刻んだ香菜を添えこしょうを挽く。
4:えびせんべいで玉ねぎや香菜を一緒にすくうようにディップしながら食べる。
世界的な料理プロデューサー・狐野扶実子さんの『まいにち、サラダ』は、スーパーで買える材料で簡単にできるサラダからご馳走サラダまで101品。盛り付けもうっとりするほど美しい、サラダ本のバイブルとなる1冊です。
狐野扶実子(著)
定価:本体1,600円+税
撮影/坂本正行