信州の夏の恵みが紡ぎだす、みずみずしい「山の懐石」 「やっぱりお宿を選ぶ、一番の決め手はお食事です!」と声をそろえる宮澤さんと林さん。 本日のディナーは、「星のや軽井沢」のメインダイニング「日本料理 嘉助」。開放的な空間で、信州の四季を美しく楽しく写し出した、料理長・稲家栄二さん渾身の「山の懐石」コースをいただきます。「地元のお野菜の持ち味をシンプルに引き出したり、郷土料理を料理長流にアレンジしたり。お味はもちろんのこと、プレゼンテーションもお上手なので、いつもわくわくしながらテーブルに向かいます」。 「今日も楽しみ!どんな献立がいただけるのかしら?」。宮澤さんと林さんの仲良し女子旅、まずはシャンパーニュで乾杯!
夏のコースは、朝露が輝く畑をイメージした先付「野菜の吹き寄せ」から。軽井沢の夏のさまざまなシーンを写した緑あふれる料理が続く中、突然ハードでロック(??)な雰囲気で強肴が登場。浅間山を模した器を開けると、そこにはごろりと岩石や軽石が。岩石に見えるのは、実はおやきの生地に包まれた丸ごとの小蕪。「浅間山に登った気持ちを味わっていただきたくて」という料理長の遊び心に、お二人も大喜び。締めくくりの鰻と牛蒡ご飯まで、夏の信州ならではの口福を味わい尽くします。 「嘉助」のコースから。軽井沢いんげん、うすい豆、グリーンアスパラガスなど旬の地野菜を黄身酢、トマト水でいただく先付「野菜の吹き寄せ」。
「季節のお造り」(手前)は、佐久の鯉のたたき、鮪など季節の魚介。シナノユキマス焼き目寿司、水玉枝豆、沢ガニから揚げなど、川べりをイメージした鮮やかな「八寸」。
浅間山の風景に見立てた「強肴」はコース一番のインパクト。おやきの生地に包まれて蒸された小蕪は、ほっくりと柔らか。