淡路の昼網で揚がる魚が主役。趣向を凝らしたおまかせで淡路島で日本料理店を営む小野孝太さんが、地元の昼網で揚がった魚を供する完全予約制のお店を芦屋にオープン。
12~13品の料理に使う食材はほぼ淡路のもので、夏から秋にかけては“黄金鱧”と呼ばれる仮屋漁港で揚がる大ぶりの鱧が主役です。
湯びきや皮面を炭火であぶった鱧を先付や造り、葛たたきにしたぼたん鱧を煮物椀に仕立て、生の鱧の身のにぎりや、鱧おとしの枝豆豆腐も登場(写真上)。
「淡路の旬を丸ごと味わってほしいので少しずついろいろお出しし、リクエストがあれば鱧づくしや鱧の鍋もご用意できます」。
ご飯ものも3種類用意され、緩急をつけた構成なので食べ飽きることがありません。昼5000円~、夜1万~1万2000円(時価)。最大8名限定。要予約。
Information
芦屋緒乃
兵庫県芦屋市茶屋之町11-5ベルアミー芦屋1階
表示価格は税抜きです。
「家庭画報」2018年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。