高校生から現在までにどんなドラマがあったのかを想像
『SUNNY〜』は、2011年に韓国で製作された映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作として、日本に舞台を移した作品。その『サニー〜』を観て、「もしやるなら、この役がやってみたいなぁと思った役だったので、心役で声をかけていただいてとてもうれしかった」とブログに綴っていたともさかさん。役のどんな部分に惹かれたのでしょう。
「学生時代と大人になってからのギャップが一番ある役なんですよね。天と地の差というか。そこにどんなドラマがあったんだろうとか想像するのも面白かったですし、演じていた女優さんがすごく素敵だったので、もし自分がやるならこの役をと思っていました。あとは、やっぱり日常で言ったり、やったりできないことができるのは楽しいんですよね(笑)」
ともさかさん演じる心は、登場シーンこそ少ないながら、観る人に強烈な印象を残します。サニーの仲間、奈美(篠原涼子)とのシーンで「大人になった心がどんな状況にあるのかを一気に説明しなければいけなかったので、ちゃんとできるのか不安がありました」とともさかさん。同時に、人間の持っている様々な感情がすべて出ているようなシーンでもありました。
大根監督とは、10代の頃から面識が。「私の若気の至り時代をよくご存じの大根さんに、心役で呼んでもらえてうれしかったです」