この繊細なルックスは、その名も「夏木立」。「練りきり生地」を裏ごししてそぼろ状にし、あん玉につけた和菓子で、白と緑のきんとんの隙間から木漏れ日が射してくるような風情あふれる一品です。
白と緑のそぼろになる「練りきり生地」は、白いんげんで作った白こしあんと求肥を混ぜ合わせて作ります。この生地を茶巾絞りにしたりそぼろにしたり、さまざまな和菓子の表情を作り出すことができるので、マスターしておくと和菓子作りの腕がぐんと上がりますよ。『はじめて作る和菓子のいろは』より。
【材料 10個分】
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練りきり生地 270g
・小豆こしあん(下記参照) 150g
・抹茶(ふるったもの) 小さじ1/2弱
■小豆こしあん(でき上がり約500g)
・小豆 200g
・グラニュー糖 170g
・水飴 17g
・水 適量