第7回 “数字の力に導かれて人生開花!”。 私が数秘術を始めたワケ「人類最高の叡智」とも言われる数秘術。古代ギリシャの数学者・ピタゴラスが体系的にまとめたと言われています。
皆さんがよくご存じの西洋占星術やタロットカード、エニアグラムなどの起源とされている「カバラ数秘術」は、これまでの長い歴史で、多くの人々がさまざまな場所でに使ってきました。
「カバラ」の智慧をベースに、現代風にアレンジしたものが「誕生数秘」で、膨大なデータから導かれた法則を、統計学を用いて文章化しました。
「誕生数秘」は、生年月日を足して3つの数字を導き出し、そこからあなたの強みや本質、そして使命を読み解きます。
「1」 から「9」までの数字は、それぞれが固有の意味を持っているのです!
今回はこれまでとは趣向を変えて、私が数秘術に出会ったきっかけや、数秘術家になるほどはまってしまった理由をお伝えしたいと思います。そして、数秘術を使うことで人間関係がますますよくなったこと、どのように私の人生が開けてきたかということをお話ししたいと思います。
私はコーチングやメンタルトレーニングを学び、プロコーチとして個人セッションを行っていました。
ある勉強会に参加したところ、知人から「小林さん、誕生日はいつ?」と聞かれました。「なぜかな?」と思いつつ、「1969年8月24日」と答えたところ、その人はその場で計算を始めて、「小林さんは楽しいことが好きで社交家、人に気をつかう人、スピード感があるわね」と言い当てられました。
そして、「海外との縁が深い。今後、海外で勉強したいって思ってるでしょう?」と言われて、とっても驚きました! 私の野望(笑)をズバリ言い当てられたからです。
学生時代に留学をするなど海外生活を長く経験してきた私は、「60歳になったら大人の留学をしたい!」と思っていたのです。
「どうしてわかったの?」と聞くと、「人生の目標を表すサードナンバーが『5』。5は、海外に関係のある数字だから」と教えてくれました。
これが私の数秘術との出会いであり、”恋におちた”瞬間でした。
ここで、私のマイナンバー3つを導き出しておきます。
生年月日は1969年8月24日。
生まれ持っての強みを表すファーストナンバーは「誕生日の日にちのみを一桁になるまで足した数字」なので、2+4=6 です。
本質を示すセカンドナンバーは「誕生日の西暦・月・日を一桁になるまで足した数字」なので、
1+9+6+9+8+2+4=39 → 3+9=12 → 1+2=3です。
人生の目標を表すサードナンバーは「誕生日の月・日を一桁になるまで足した数字」なので、
8+2+4=14 → 1+4=5 です。
実は、コーチングで使う自己分析のツールに「DiSC®」というものがあります。これはオンラインで30分間にわたって、さまざまな質問に答えて、その方の行動特性を導き出すというものです。DiSC®はとても精度の高いものですが、オンラインで答えることが必須です。
一方、数秘術は、なんの道具もいらない、ただ誕生日を足すだけで、その人の性格をすぐ
に読み解けるという素晴らしい利点があります。
そこで、すでに自分が身につけていたメンタルトレーニングやコーチングの手法に数秘術をプラスできたら、より多くの方に、よりスピーディに、人生が豊かになる方法をお伝えできると思ったんです。
そして、数秘術と出会った2か月後には、私に数秘術を教えてくれた知人が学んでいた先生について早速、勉強を始めました。これも、マイナンバーの「5」の特性であるスピード感のなせる業でしょうか(笑)。
こんなふうに一直線に数秘術家の道に突き進めたのは、実は数秘術のおかげでもありました。私はこれまでテニスやゴルフ、留学、さまざまな資格取得など、そのときに興味を持ったことに夢中で取り組むタイプです。でも、どれも長続きしない。内心、なぜだろう、と思っていました。
私がセカンドナンバーに持っている「3」は、いろいろなアイディアが浮かぶエンターテイナーながら、同時に、それが長続きしないことが多いという特徴もあるんです。
それを知って、目から鱗でした。長続きしないのは自分がだめだからじゃない。そういう性質なんだということがわかったのです。
そこで考え方を変えることにしました。
自分が本当に好きなものなら長続きするはず。自分の好きなこと、得意なことはなんだろう。そう自問自答したときに、助けになったのがファーストナンバーの「6」という数字。
「6」には、奉仕や人に教えることが得意という意味があります。
それまでも、人のお世話をすることは好きでしたが、自分では”単なるおせっかい”だと思って自己評価が低かったのですが、「もしかして、それは私の長所で、実は人に教えることが得意なのかもしれない」ということがようやくわかったんです。
ちょうどその頃から、個人セッションの依頼が増え、カルチャースクールの講師という仕事も舞い込んできました。
これは、数字のパワーが私をここまで導いてくれたに違いないと思って、感謝しています。