加齢により、骨格はアンバランスに
「エイジングによる変化は、気になる部分だけをとらえがちですが、皮膚、筋肉、骨などの組織が萎縮してボリュームを失いバランスがくずれる、顔全体に起こる現象です。
顔の骨も体の骨と同様、加齢により萎縮し、骨粗しょう症のような状態に。毎日のスキンケアや美容医療などで、今から美しいバランスをキープしてください」(古山先生)
加齢により顔面骨も骨粗しょう症になる
顔の筋肉と脂肪組織が萎縮して全体が下垂し、凹凸が目立ってくる
古山登隆先生
医療法人社団 喜美会 自由が丘クリニック 理事長。1981年北里大学医学部卒業後、同大学医学部形成外科に入局。同大学形成外科講師を経て、95年自由が丘クリニックを開設。ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医、日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会評定議員。
撮影/富田眞光〈vale.〉(人物) ヘア&メイク/嶋田ちあき〈vierge〉 スタイリング/松田綾子〈オフィス・ドゥーエ〉(人物) モデル/田中 玲 イラスト/アプリオリ 取材・文/寺田奈巳
「家庭画報」2018年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。