マリー・アントワネットの息遣いを感じる空間 「オテル・ド・クリヨンを擁するローズウッド・ホテルズ&リゾーツの理念に、“場所とそこに息づく文化に敬意を払う”というものがあります。このホテルのいたるところに、それを感じていただけると思います。特にマリー・アントワネットがピアノレッスンを受けていたというサロン「マリー・アントワネットの間」のデザインは、気高く強い女性であった彼女へのオマージュが捧げられており、インテリアは女性の職人たちによってつくられました。また、マリー・アントワネットはストライプを好み、ファッションにストライプ柄を取り入れた初めての女性だといわれています。細かなストライプ柄が入ったテーブルは、そんな逸話を想起させるものです」。細部にいたるまで、アートディレクター、アリーヌさんのこだわりが詰まっています。
インテリアに見事にマッチする、モダンで優美なフラワーアレンジメントがいたるところに飾られ、華やかでフレッシュな空気を添えています。
左/かつてのオテル・ド・クリヨン時代から使われていたインテリアの時計には、「新しい時間は古い時間によって支えられている」というメッセージが込められて。中/エレガントな食器類はオリジナルであつらえられたもの。右/壮麗な空間になじむ、パリの歴史を見守ってきたアンティークの家具も見所。