【問題】
神社に参拝した際に受けたお神礼(ふだ)。家に神棚がない場合は、どこに祀ればよいでしょうか?
家庭に神棚のない方でも、子供の七五三や家族の厄払いなどのライフイベントにお神札を受けて、祀る場所に迷うことがあるかもしれません。
家庭でお神札を祀る場所は、一般的には清らかで明るく、静かで自分の目線より高いところ、南あるいは東向きが良いといわれています。そうした場所が見当たらない場合は、まずは家族が親しみを込めてお神札にお参りできる場所を第一に考えましょう。
何よりも、神様を尊ぶ心をもって日々丁寧にお祀りすることが大切です。より丁寧にお祀りしたいならば、神棚を用意するといいでしょう。
年の暮れには大掃除をして新しい年を迎える準備をしますが、同時に神棚やお神札を祀っていた場所もきれいに掃除をしてください。古いお神礼は一年間お守りいただいたことに感謝して、お神礼を受けた神社の古神礼納所等へ納めて、お焚き上げをしてもらいましょう。
【答え】家族が集まる清浄なところを選び、毎日のお参りを心がけましょう。
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写真/PIXTA 取材協力/神社本庁 文/磯 由利子