【問題】神社でお参りをする際、社殿についたら「二拝二拍手一拝」「鈴」「お賽銭」、どの順番でするのが一般的でしょうか?
(1)お賽銭→二拝二拍手一拝→鈴
(2)鈴→お賽銭→二拝二拍手一拝
(3)二拝二拍手一拝→鈴→お賽銭
私たちが神様にお参りする社殿の前には賽銭箱があり、その真上あたりに大きな鈴が吊られています。参拝の作法ですが、まずは「鈴」を鳴らします。これは、鈴の清々しい音色で参拝者を敬虔な気持ちにするともに、参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うものと考えられています。
次に「お賽銭」を入れます。お賽銭の起源は御神前に米などをお供えしていたことに始まり、土地の神様に対するお供えや祓いの意味があるといわれています。
そして「二拝二拍手一拝」です。まず2回おじぎをします。次に胸の高さで両手を合わせて2回柏手を打ち、もう一回おじぎをしましょう。
この「二拝二拍手一拝」は神社により異なる場合があるので、参拝する神社に従いましょう。たとえば出雲大社は「二礼四拍手一礼」です。参拝すべての行為に神様への畏敬と感謝の念を込めて、丁寧な所作を心がけたいものですね。
【答え】(2)鈴を鳴らす→お賽銭を入れる→二拝二拍手一拝
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写真/PIXTA 取材協力/神社本庁 文/磯 由利子